• トップページ
  • 藤田道場
  • 沖縄空手とは
  • 稽古内容
  • 体験談
  • イベント
  • ブログ
  • 体験入門
沖縄空手 その拳に源流の心を

沖縄小林流空手道について

概要

琉球王国時代に国王の武術師範として仕えた松村宗棍師は「武士松村」と言われ、当代随一の武術家であった。

この松村先生は、多くの高弟を育成されたのであるが、その一人に糸洲安恒師がいた。

糸洲安恒師は、門外不出の空手道を学校体育に取り入れ普及に尽力されたのである。その高弟たち、船越義珍、摩文仁賢和、当山寛賢らによって本土へ、屋部憲道、花城長茂、喜屋武朝徳、本部朝基、屋比久孟伝、知花朝信、徳田安文、大城朝恕、城間眞繁らによって県内に普及され、今日に至っている。

糸洲安恒師から知花朝信師へと継承された首里手を知花朝信師は、昭和八年に他の流派と区別し、伝統を守るため、沖縄小林流と命名された。沖縄小林流の基本形はナイハンチであるが、糸洲安恒師は従来の形を改良してそれを初段とし、二段三段を考案され、更に普及形として平安(ピンアン)と五つの形を創作されたのである。

小林流は構えや呼吸法に無理がなく自然であり、また、力の取り方抜き方に特長があり、力の集中力と敏捷性が容易となる。一撃必殺の当身の破壊力を養成するため、マキワラの鍛錬は重要である。また、攻撃に対しても単に防御するだけでなく、打てば打ち砕くだけの威力を発揮することにより「攻防一如」の技法が体得できるのである。全日本空手道連盟が目指すのは、スポーツ空手である。その違いを一口で言えば、格闘技のボクシングに見られるように勝者は買った瞬間に飛び上がって喜ぶシーンがあるが、相撲、空手、柔道ではそれがみられない。敗者の心情をおもんばかって喜びを隠す。これがスポーツと武道との違いである。

1956(昭和11)年1月、知花朝信が沖縄小林流空手道協会を設立し、初代会長に就任。1969(昭和23)年3月に第二代会長として、宮平勝哉範士十段が就任。現在は、第三代会長に石川精徳範士十段が就任されている。
沖縄空手小林流空手道場協会(会長)に所属している道場は県内に二十六を数え、海外県外にも多くの道場があり、世界各国に普及しつつある。

ページトップへ

小林流の特色

小林流は、構えや呼吸法に無理がなく自然で、力の入れ方や抜き方に特長がある。力の取り方は、内から外へ取り、この方法によって瞬間的に力の集中が容易になり、速さが増して攻撃力が増加するのである。また、このように力を取れば決して内臓を圧迫することなく、呼吸の乱れや無駄な筋肉疲労もなく力の集中ができ、動作の敏捷性も増す。

鍛錬の基本は当て身である。巻わらを中心に拳を鍛え、さまざまな方法で手足を鍛えることにより、当て身の破壊力を養成することに主眼を置いている。また、小林流の「受け」は単に防御しさばくのではなく、打てば打ち砕くだけの威力を発揮することにより攻防一致(防御即攻撃)を目指している。空手ではよく「一寸先の力」といわれるが、それはこのような鍛錬による力の集中性と敏捷性によって得られるものであろう。

ページトップへ

小林流の型

空手の型は、

  1. いかにして受けるか
  2. いかにして突くか
  3. いかにして蹴るか
  4. いかにしてからだをさばくか

の4つの基本動作を連続的に組み合わせて集大成したものであり、この一挙手一投足の動作を鍛錬し、いわゆる「武力」を培うのが目的である。従って、単に型の順序を覚え流すだけの型練習では、単なる体操に過ぎない。

空手道・古武道の修練は型を中心に行うが、それは古くから生と死の間で真剣に勝負してきた先達の「技」と「心」の積み重ねをして残されているものである。型の中には、四方八方を敵に想定し実際的な攻防の技が実に巧みに組み合わされており、この道に志す者にとって、型に込められた「技」と「心」に触れることにより修行の糧(源)とすることができる。

このように型の修練はイメージトレーニングとしてきわめて有効であり、寸分の油断なく真剣に行い、一呼吸と言えども疎かにはできない。むろん組手試合も大切であり、型によって体得した技を実際に行うことができるので技が上達するが、型の鍛錬を軽視し、興味本位で勝敗にのみこだわるスポーツ空手とは武道の本筋では無縁のものといえよう。

1. ナイハンチ(初段~三段)

ナイハンチは昔の達人によって作られたものであるが、作者の詳細は不明である。首里手、泊手では古くから伝わった型で、ピンアン(平安)がなかった時代には、初心者は必ずこの型から始めた。現在の型は糸川安恒先生が古い型を改められたものである。この型の特徴は、実践的な攻防の技よりも、一定の立ち方を崩さずに足腰を鍛錬し、空手に必要な筋骨を発達させることに主眼がおかれている。

2. ピンアン(初段~五段)

明治40年ごろ糸川安恒先生が中等学校の指導用として作成されたもので、上級型の多くが取り入れられている。なお、ピンアンをは中国語読みで「平安」を意味する。

3. パッサイ(松村・糸洲)

「抜砦」という漢字が当てられ、文字通り敵の包囲網を破るという意味で、攻防の動作が変化に富み、小林流の基本技の大半が包含されている。いったん受けた手をすぐに受けかえる技が多く、不利な立場を有利なものにすることが重視されている。特に(松村パッサイ)は小林流の名型のひとつといわれる。

4. クーサンクー(大・小)

「公相君」という漢字が当てられる。中国の武官であった公相君(人名か役職名かははっきりしない)にちなんで名付けられた。二段蹴りなどの豪快な技や棒(あるいは杖)を取る技、暗中を想定した技(フェイントをかけて実を交わし下から相手の位置を確かめる動き)などが組み込まれている。

5. チントウ

古来、名型のひとつとされている。演武は縦一線で、攻防に同時技が目立つ。躍動感あふれる技が多く、腰の上下動や鍛錬として片足立ち(不利な状況を想定していた)が特徴である。

6. 五十四歩(ゴジュウシホ)

緩急自在のリズムが特徴的で、演武線は前後左右が基本だが、斜め方向にも多く出る。小林流の型には珍しく、拳での突きや前蹴りが少なく、貫き手や手刀受けが多用され、鷲手や支え立ち、つかんでの引き落としなどの技がみられる。

7. 鉄掌(テッショウ)

宮平勝哉先生が創作された型で、小林流の型に掌底突きがないことから考案された。掌底突きのほか、一本拳や前に出て蹴りを制しての生拳突きなど直線的な技が多く、力強い型になっている。

身体を鍛えたい・運動不足を解消したい方、護身術を習いたい方、美容を気にされている方、最近、お腹周りが気になりだした方、身体とともに精神面も鍛えたい方、仕事や休みの関係で定期的に通えない方、沖縄の歴史に触れてみたい方、無料体験入門・見学はこちら
ページトップへ