
古武道未経験者はまず空手の基礎からスタートするのですが、私は既に空手の鍛錬を積んでいたのですぐに始める事ができました。沖縄空手と沖縄古武道は、どちらも非常に奥が深く、また長い歴史を持っています。この2つを習得することで、少しでも沖縄の歴史に触れる事ができればと思います。





沖縄古武道は、17世紀初頭の禁武器政策より発展した、身の周りの農具などを用いた歴史ある武道です。
沖縄空手と沖縄古武道は、まさに沖縄の歴史そのものと言っても過言ではないでしょう。沖縄歴史に少しでも興
味がある方は、空手と古武道の2つを極め、武道の歴史を体感してみませんか?


空手の鍛錬を続けていて、空手だけでは物足りないと感じる人もいるかもしれません。そういう方には、沖縄
古武道を始めることをお勧めします。古武道の鍛錬はまず間らての基礎からスタートしますので、既に空手をし
ている人にとってはすぐに始められる武道でしょう。古武道は武器を使って戦うので、空手とは違った戦い方や
身体の使い方をしますから、空手だけで満足出来ない方も、やりがいと充実感を感じる事ができるはずです。
この機会に強さの幅を広げてみませんか?


古武道で使う武器には、棒・サイ・トンファー・ヌンチャクなど、11種類のものがあります。
古武道は、自分の使用する武器と相手の武器によって間合いの距離や攻撃の手段も変わってきますので、とても
奥の深い武道です。武器を使った戦いには、反射神経やパワーだけでなく、戦術も必要になってきます。実際の
稽古では、それぞれの武器を一通り体験した後に、自分に一番合っている武器を専門に鍛錬していきますので、
自分に合った戦い方をマスターする事が可能です。


古武道未経験の方には、まず空手の基礎の稽古からスタートします。それは、武道未経験者がいきなり古武道を
習う事が危険だからです。
古武道は武器を使う武道ですから、空手や柔道のような所謂一般の武道とは一線を画します。また、古武道で使
用する武器はトンファーやヌンチャク、鎌など、非常に危険なものばかりです。これらの武器を使いこなすため
には戦い方の基礎(空手)と、鍛えられた身体が必要です。
空手だけに留まらず、強さに一層磨きをかけたい方は是非沖縄古武道を初めてみてはいかがでしょうか。
